保育所についてどんなことが問題になっているの?

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待機児童

保育所の問題としてまずあがるのは、待機児童問題です。待機児童とは保育所への入所申請がされていて入所条件を満たしているが、保育所に入所できない児童の事を言います。つまり、親が保育所に入れたいと思っているのに空きがないために入れない児童の事です。特に東京都などの都市部で多く、社会問題にもなっています。最近は少子化と言われていますが、待機児童の問題は改善されていません。

考えられる理由は複数ありますが、まずは女性の社会進出が増えた事です。今では結婚して子供がいても働く女性は珍しくなくなりました。それに伴い保育所の需要も高まっています。また家族の核家族化が進む事で両親や親戚に子供を預ける事ができず、保育所に頼るケースが増えている事もあります。特に都市部で待機児童が多い理由は、人口の集中もあるでしょう。仕事や利便性などで田舎ではなく都市部に住む人が増え、同時に待機児童も増えています。

しかし都市部は土地が不足している事が多く、国の基準を満たす広さの土地を確保できない事も多いです。土地があっても子供の声がうるさいという理由で周辺住民からの反対にあい、保育所の建設ができない事もあります。待機児童は日本全体で考えるべき問題ですが、地方の保育所の中には定員割れしている保育所も多くあります。